就労事業所
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就労支援事業所的「成長の3方向」とは

  • 2021年01月22日

「成長」ワークのパート2です。
今回は「成長」ってどんな向きに伸びるのだろう?を伸びる方向に注目して考えてみました。
2日目から5日目:「成長」ってどんな方向に伸びるの?「成長」ワークのヒントにさせて頂いている‘働き方の哲学‘(著:村山昇)には、「成長」には3方向の向きがあるとしています。それは、「広げる」「高める」「深める」です。

「広げる」とは知らなかったことを知り、気づいていなかったことに気づくこと。
「高める」とは改良・改善を行い、主体的な見方で現状の価値が上がること。
「深める」とはとことん極め、物事の捉え方が変化し、未来の価値が上がること。

結構、哲学的な表現もありますが、これらをヒントに就労支援事業所的「成長の3方向」を考えてもらいました。

就労支援事業所的成長「広げる」とは?

最も多かった報告は「読書をする」でした。
読書といっても様々で、色々なジャンルを読み知識を増やしたり、視野を広げたりしたい方。
専門の資格などの本から、仕事や就活に役立てたいと考えた方。
自己啓発本は意欲が湧き、仕事へのやる気に繋がるという方。
苦手だと思っていた分野に敢えて挑戦したいと思った方。
また、内容よりも読書そのものが好きだという方、読み始めると夢中になり没頭できるから、との報告もありました。

 

読書以外の報告は、日常生活の中で気づかなかったことに注目し、感性を養うという方。
他分野への挑戦や、動画配信サイト等で違う世界を見ることで幅広く知見を広げたい方。
他者の意見に耳を傾けたいという方。
自分があまり話したくないと思う時でも人と話すことと挙げた方も。それは、会話や話を聞くことで知識が増えたり、相手を知れたり、元気がもらえたり、そこからやる気に繋がったりする。何よりコミュニケーション能力も磨けるし、人との会話は得るものがあると考えるから、とのことでした。

 

知らなかったことを知るには、他者や本や様々なツールが教えてくれると考えている方が多いと感じました。そこには行動が伴わないと「知る」ことは出来ないのかもしれませんね。
気づいていなかったことに気づくこと、は意識して気づこうとしなければ無意識に過ぎ去っていくのかもしれないと報告から気づかされました。

就労支援事業所的成長「高める」とは?

今回多かった報告は「改良・改善しようとする意識を持つこと」と「何事もまずチャレンジすること」の2点でした。

改良・改善は意識して初めてできることだと考えた方が多かったようです。そのためには、
日頃からメモを活用してみたり、自分の業務が他者にも分かりやすいようにするには、どうしたら良いかといった視点を持つことや、良く(善く)するとはどういうことか等を考えるといった具体的な案が挙がりました。
意識することは大切ですが漠然としていても意識できず、こういった具体的な思考がいるのだなあと感じました。

 

何事もまずチャレンジすることを仕事で行うには、難しいと思われる仕事もまず引き受けてみること。分からなかったり、難しいところはその都度調べたり、質問をしてできることを増やしていくことでスキルアップしていくと思うからといった意見も。
また、自分に任されたことをチャンスと捉えることで経験値が上がるといった考え方も。
グループワークなどで普段率先しては、しない司会などもやってみることで発見できることが有りそうという方も。

 

他には、目標設定をして何をすれば良いのかを考え、自分のできることを一つずつ増やすことで自分の可能性を増やすために行動するという方も。

また、ローモデル(お手本になる人)を持ち「あの人のようになりたい」という影響を受けると理想に近づくと考えた方も。

 

新しいアイデアが浮かんだら積極的に取り入れ、独自の方法を編み出すことに快感を覚える。「どんなつまらないと思えるようなことにも価値を見出し、そこに魅力を感じればとことん打ち込むこと」をモットーとして行動している。また、気持ちの切り替えが得意なので、自身に問題が起こっても正面から受け止めて、物事を良い方に考えて失敗を引きずらない、といった姿勢を報告した方もいました。

 

「高める」には、高めたい人や、状態、良く(善く)するとは?といった目標が具体的であればあるほどその方法が見えてくるようです。見えればそれを行動すること。
頭で分かっていても現実のものにしないと、絵に描いた餅ですものね。

就労支援事業所的成長「深める」とは?

「深める」はやや意見が割れました。
専門知識を深く勉強する、しつこく継続して行う、失敗から学ぶ、他者に説明する(教える)、
自分の限界を知る、気づきを書き留めることで考えたことを流さない、目の前のことに囚われ過ぎず先のことを考えるようにする、他者との縁を深める等々。

 

専門知識については知識を得る事だけでは不十分で、行動し活かせて初めて価値を成すとのこと。また、知識を極めていくと、関連分野も知らなければそれ以上深められないといったことも起こるため、おのずと他分野の知識も勉強することになっていくことに。単分野の専門家以上の視野が広がるでしょう。

 

“しつこく継続して行う”と“自分の限界を知る”は、続けているからこそ見える世界。一朝一夕では分からないことへの探求です。障がいを有する方は、自身の限度を知ることも継続に大切なことです。

 

“失敗から学ぶ”と“気づきを書き留めることで考えたことを流さない”、気づきを書き留めることで考えたことを流さない“は、次なる自身との出会いです。昨日とは、今とは違う自身に変化する機会です。失敗と思ったことを文章にして綴っておく作業は内面の整理になります。言語化することでどういうことだったかが明確になることでしょう。

 

“他者に説明する(教える)”と”他者との縁を深める“は、他者との関りが自身を成長させることを表しています。説明する(教える)には、相手の能力や理解力を知り、伝わる言葉を選んで行わなければできません。また、正確に伝わったかどうか確認も必要です。関わりを通じて人との縁が深まり、切磋琢磨出来る様になると相互作用でお互いに成長できることでしょう。

就労支援事業所アヴェクでは、個人を大切にしながら事業所全体の雰囲気を大切にしています。じっくりそれぞれが自身と向き合い、適度な他者との関りの機会をつくり「広がる」「高める」「深める」といった「成長」を支援しています。
ご利用者の方も、支援員も、就労支援事業所アヴェクも「成長」していく方向が想像できました。就労支援事業所的「成長」2日目から5日目でした。

アヴェクは、あなたに寄り添い、心のこもったサポートを行う就労支援事業所です。
アヴェクでは、スキルアップ講習やレクリエーション等、様々なイベントで、
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